メンテナンスの注意点


メンテナンスを考える上でまず大切なことは、住宅購入時にもらう住宅の図面や資料をきちんと保管しておくことです。住宅調査や改修工事は、表となって見えているところばかりではなく、見えていないところの判断もしていかないといけません。適正な判断や対策、費用の見積もりなどで図面が必要になります。また、リフォームなどを施した場合などの図面や資料も同じように保管が必要です。他にも住宅購入時に大切に保管しておくものとして、売買契約書や重要事項説明書、アフターサービス規準書があります。その中でもアフターサービス規準書は、ハウスメーカーや売主が住宅の点検、不具合などでの改修を一定期間内に無償で行うものであり、記載されている内容は対象部位や設備、保証内容、保証期間、適用除外などで、実際に改修や補修する箇所の費用がハウスメーカーや売主にあるのか自己負担になるのかを判断するものになります。ちなみに分譲住宅を紹介している“ポラス”では、3ヶ月、1年、2年、5年と無償点検を行っています。こちらも参考にしてみてください。

点検やメンテナンスをこまめに行うことは住宅寿命を延ばすことの他に、住宅を売却する際にも大きな意味を持ちます。大事にしてきた住宅のどこの部位にメンテナンスが必要だったか、または改修や補修をした記録にもなります。また、改修や補修する前の記録や写真、施工後の写真などはもちろん、すぐに工事は必要なさそうでも点検で気になる箇所の経過写真や記録を取っておくと、後に工事が必要か否かの判断材料になることもあります。

もう一つ住宅のメンテナンスで大事なことは、改修や補修には高い費用になってしまう場合がありますので、メンテナンス用の積み立てをすることです。いざ、高い費用を一括で払うことは、住宅ローンを抱えながらにして大きな負担になることでしょう。備えあれば憂いなしで準備が必要です。